人気ブログランキング | 話題のタグを見る

オーストラリア旅行番外編-自然を勉強してみた-。

バリに続いて、今回も別枠で書くって言ってた自然のコト、書きまっせ。

①鍾乳洞。ってか、鍾乳石の色々。

今回参加したツアーのバスの中、この予習時間が非常に長かった!
いやいや、楽しいんだけど、名前を覚えるのは難しかったよぉ・・・

Jenolan Cavesは、2007年に行われた地質や地層の調査によって、
3億4千万年前の地層にできているんだと分かったんだって。
それまで最古の鍾乳洞だと思われていたCarlsbad Cavernsが9千年前だから、
一気に記録更新しちゃったんだよねぇ~。ビックリでしょ???

このJenolan Cavesは、360もの鍾乳洞の総称なんだって。
鍾乳洞探検家・James Wiburdが、360のうち、250もの洞窟を発見したんだって!

Wiburdさんは、ある日Jenolan Cavesの探検をやめちゃったんだけど、
(↑なんか、色々と意見の違いがあったらしいよ。)
最後『実は、超絶綺麗なレイクケイブを発見したもんねーーー!』って、
言い残したらしいんだけど、そのレイクケイブは今でも発見されてないんだって。
そのレイクケイブが本当にあるのか、ただの嘘なのか、今となっては誰も知らない・・・

きゃーーー!どうなんでしょ?どうなんでしょ???

鍾乳石にも、色んな種類があるんだってぇ~。ほほぉ~。
どうやって出来るかにも関わるんだけどね?

そもそも、鍾乳洞は石灰岩の中にできてるんだって。
石灰岩に亀裂が入る→穴が出来る→広がる→部屋ができる・・・の、繰り返しで
蟻の巣状に鍾乳洞ができるんだって。

で、その石灰石。これが水に溶けるとこからスタートしますよぉ~。

石灰石の成分(炭酸カルシウム)が溶けた水の滴が1滴。
滴の中の真水部分は蒸発して、不純物部分が固まるのが第一弾。

①伝って、伝って、細く出来上がるのが鍾乳管(Straw)
②鍾乳管が詰まって、結果伸びて、天井から▼(←こう)なったのがつらら石(Stalactite)
③滴が地面に落ちて土台を作りながら▲(←こう)成長したのが石筍(Stalagmite)
④つらら石と石筍それぞれの頂点が繋がったのが石柱(Column)
⑤水の中にできるものもあります。(Cave coral、 popcorn)
⑥壁を伝ってできた流れ石(Flowstone)
⑦天井を伝って膜状になったのとか。(Curtain、Bacon)
⑧なんでそうなったのか不明な、ミステリー オブ ケイブも。(Helictite)

え?何?写真???
あーーーー、えーーーーーーっと・・・惨敗だよ、惨敗(T◇T)
この写真がどうとか、非常ぉーーーーーーに分かりづらいので割愛をば。

せめて1枚くらいは・・・ってコトで、こちら↓。

オーストラリア旅行番外編-自然を勉強してみた-。_e0075832_0133341.jpg
白とか、茶色なイメージの鍾乳石だけど、純度が低い方が濃い茶色。純度が高い方が白くなるんだって。

で、1番純度の高い状態がこの写真。透明なの。とっても綺麗なんだよ。水晶みたいなの。


②ストロマトライト。

オーストラリア旅行番外編-自然を勉強してみた-。_e0075832_0182555.jpg
この緑っぽい石ね。これが全ての生物の原生・ストロマトライトだっ!
つまり、ぴよまめの祖先でもあるわけでしょ?

って、ただの石だよねぇ~。そうなのよ、石なのよ。


正確に言うと、この石事態がストロマトライトなんじゃなくって、この岩のした?中?に、
シアノバクテリアっていう微生物が生息してるんだってさ。

この水っ気のない場所でシアノバクテリアの生息が発見されたのが貴重らしい。
今までは、水溜まりのある所だけだったんだって。
石灰石という水分を通す性質の石だからこその、奇跡の生息ってトコ?
シアノバクテリア=水辺っていう常識を覆す、大発見なんだってさ!!!

今はブルーマウンテンズを含む、7つの国立公園とこの鍾乳洞群のセットで
世界遺産に登録されてるけど、このストロマトライト大発見によって、
鍾乳洞群だけで独立した世界遺産登録を目指してるとか、どうとか・・・

そうなったら気安くサワサワお触りできないんで、貴重な体験だったこと(≧∇≦)
(↑岩を触ったトコロで、所詮ただの岩だから問題ないらしいけど。)
(↑あ!もちろん、現地の管理人さんに許可とって触ってるよっ!)

③ブルーマウンテンズ。
渓谷ですよ、渓谷。
Grand Canyonに緑をかぶせた』とも言われる、ブルーマウンテンズ。
こっちの地層の方が古いらしいから、本当は緑のないブルーマウンテンズが
グランドキャニオンってことになるんぢゃないかという話も少々・・・

オーストラリアの森林の7割がユーカリの木なんだって。
ちなみに、ユーカリにも種類があって、コアラが食べれるのはほんの数種類だけ。
シドニー周辺には、コアラが食べれるユーカリはほとんどなく、野生コアラに会うのは
難しいんだってさぁ~。

ユーカリから発生する成分が、可視光線の影響で青霞に見えるってコトで、
ブルーマウンテンズと名付けられたんだって。

が、オーストラリアの森林の7割がユーカリ。
つまり、Blue Mountains National Parkでなくとも、青霞が見れるってコト。
事実、Hunter Valleyでも青霞見れた↓もん!

オーストラリア旅行番外編-自然を勉強してみた-。_e0075832_042144.jpg
山が白っぽくぢゃなくって、青っぽく霞んで見えると思わない?

これだ!絶対っ!!!

って、違ってたら恥ずかしいぃ~(/∇\*)


と、まぁ・・・こんな感じですよ。
今まで、何も分からずに旅をしていた自分に渇を入れてやりたいよ、本当。
あぁ、今まで貴重な体験をしてたのに・・・無知っていうのは恥だねぇ(T◇T)

ぜひ!これからは可能な限り旅をする前に色々勉強して行きたいと思ったよ。
頑張りまーーーす。
by piyomame_type-r | 2012-02-20 23:08 | せかい。 | Comments(0)